5Gはあと数年後の話ではありません、明日、明後日のお話です。
次の未来は6Gになります。
これからのビジネスにおいて、5Gについて知っているか否かで、今後を見据えた企画、開発ができればあなたの収益にも大きな変化を齎すはずです。
5Gとは
5Gは、「5Generation(ファイブジェネレーション)」の略です。
第5世代という意味です。
携帯電話の通信回線の、第5世代という表現に当たります。
5Gに辿り着くまでの歴史
1G(1980年代〜)
「携帯電話」という画期的なアイテムが、ここで初めて生まれました。
これが1Gの誕生であり、初めて外で電話ができるようになります。
「携帯電話」幕開けの時代ということです。
もう彼此約30年経過しているという事になります。
2G(1990年代〜)
2Gでは、電話の音質の向上と、
ここで遂に「メール」が打てるようになります。
この時の私たち人類は、みんな思っていただろう。
もうここが携帯電話の最終地点だと。
外で電話ができ、メールが打てる。
もう十分すぎるではないか。
しかし、人類の進化は止まりません。
3G(2001年代〜)
この辺りから、Gという言葉を耳にするようになります。
3Gという言葉が、世間に広まり始めた時期です。
3G時代は、当時の「iモード(ドコモ)」や「ezweb(au)」といった、情報のプラットフォームが誕生し、情報の検索ができるようになりました。
そして、画像などの画としてのコンテンツも普及、画像やGIF、動画などが表示できるようになりました。
パソコンでしか使えなかったインターネットが、携帯電話でも使えるようになったのです。
ただ、できることが増えたのですが、回線の遅さが目立ちます。
全ての画像が読み込まれるまで、1ページ表示されるまで、読み込みの時間が、とにかく長かったのがいい思い出です。
そして、パケ放題的な契約をしていないのに、掲示板から音楽をダウンロードしたり、おもしろ画像探しまくったり、エロ動画の見過ぎで、とんでもない使用料の金額が請求(10万超)がきて、親に怒られた自慢をしている、中学の同級生いませんでしたか。
4G(2012年代〜)
そして3G時代の、これらのデータ通信量の問題を、全て解決してくれたのが「4G」です。
ちなみに、この3Gと4Gの間で既に発売されていたのが、SoftBankから登場したiPhone3Gです。
4Gの時代に入る前から、次の回線の受け入れる準備をしていたのです。
まだ3Gの時代にも関わらず、もう既にデバイス側で環境を整えていたということです。
スマートフォンという、携帯型のPCを生み出したApple創設者の「スティーブジョブス」そして、そのデバイスが、日本でも流行ると真っ先に目をつけ先行販売に取り組んだ「孫正義」。
やはりこの人たちの着眼点は、只者ではないということです。
とてつもなく先の未来を、今私たちがこうしてスマートフォンを当たり前のように所持している現在を、10年以上も前から見越し、企画、開発を試み行動に移していたということです。
私はー、俺はー、
「全然ガラケーでいいし〜、ガラケーでよくね〜?」
とか言っていた、考えの曲がったゴキブリたちは、今一体どこへ行ってしまったのでしょうか?
結局みんな、スマートフォンが便利という結論に至り、あの奇妙なゴキブリたちは、もう絶滅してしまいましたよね。
今となっては、スマホで動画を見たり、ゲームをしたり、便利なアプリを使いこなすのが当たり前の時代となりました。
5G(2020年代〜)
3Gの時代は、携帯電話はこれが最終形態だと思っていませんでしたか?
4Gでここまで動画やゲーム、アプリなどの、リッチコンテンツを扱い、膨大なデータの通信が、当たり前のように行われるこの状況を、予想できた人は一体どれぐらい居たのだろうか。
つまり、この4G→5Gという変化も、
「もう4Gで十分すぎる」
「もうこれで完成系じゃね?」
と思っているそこのあなた、恐らくここ数年でまたしても、とんでもない進化を起こし、新たな5G時代に突入するということを、理解しておいたほうがいいかもしれません。
5Gを先に理解しておく事で、スタートダッシュ
ここまでしっかり読み進めた人は、
「じゃあ実際に5Gになると、何ができるの?」
という疑問が、湧いていると思います。
この5Gで出来ることを、しっかり想像できているか否かで、間違いなく今後の人生が変わります。
現に今のスマホが、これだけすごい発展を遂げる事をしっかり想像出来て、それを元に行動を移せていた人は、一体どれだけ稼いでいたと思いますか。
どれだけ豊かな生活を送っていると思いますか。
あの時私たちが、携帯電話で満足しボケーッと人生を送っている間に、彼らは次のステップに一足早く足を踏み込んでいるのです。
4Gを生かしてどういうことをすれば流行るかな?
どんなアプリを開発すれば、便利かな?
という疑問とめちゃくちゃ早い段階から戦い、しっかり考え研究し、生きて来た訳です。
ちゃんとあの時考えれた人間が、仕事で大出世し、ビジネスを当て、大成功を収めてきたということです。
なので、次の未来がある程度見えていれば、次の成功を掴めるのは、あなたかもしれません。
間違いなく、知っていて損はありません。
5Gで実際何が変わるのか
5G革命で大きく変わる点は3つです。
- 高速大容量通信
- 超信頼、低遅延
- 多数同時接続
高速大容量通信
文字通り「高速大容量通信」とは、今までよりもさらに膨大な容量の通信を、更に高速で行えます。
超信頼、超低遅延
「超信頼、超低遅延」というこの言葉だけだと少し、分かりにくいので噛み砕きます。
4Gでも通信は、十分速く殆ど遅れは無かったと思いますが、5Gからはその「殆ど」という言葉が「絶対」に変わります。
(超)信頼できて、(超)僅かな遅延しかしないということです。
この僅かな遅延というのは、もう人間には分からないレベルの遅延です。
例えば、17時に記事をアップするという予定が組まれていたとします。
そこでもし「底遅延」が発生した場合、その記事は「17時0.01秒」に記事がアップされることになります。
というレベルの超極僅かな遅延です。
つまり、超底遅延の遅刻とは、人間界で言えばそれは別に遅刻していない、というレベルのお話です。
多数同時接続
多数同時接続は、例えば1つのWi-fiルーターから、同時に何人も接続しようとすると、繋がりにくい時があると思います。
他にもマンションの回線だと、ゴールデンタイムにマンションの住人が、皆同じ時間帯に同時に接続することになってしまうことが多く、ネットが繋がりにくい時間帯があると思います。
災害の時もみんなが同時に緊急用のページに一斉アクセスし、なかなか通信が繋がらず、連絡が取れない状況が想像できます。
これらの多数同時接続は、5Gになると全く問題なく接続できるようになります。
どれだけ大勢の人が、同時に接続しようとも、問題なく通常通り高速通信が可能ということです。
どうして今までやってこなかったの?
なんとも偶然にも実は、この「(数字G)」の技術解明には、約10年ごとに進化し導入されている傾向があります。
こんな便利な事をどうして今までやってこなかったのか、と問われると、シンプルにまだ技術が追いついていなかったということです。
決して出し惜しみしていた訳ではなく、10年経ってようやく技術が成熟し切るのです。
やっとこさ、何人もの偉い人たちが、こうすれば出来るという最先端の技術を見つけだし、開発したということになります。
つまりこの傾向から察するに、次の新しい技術を開発するには、約10年はかかるということです。
あと数年で5Gの足りていない部分が、徐々に明確化されていきます。
その情報を元に、10年後の2030年には、6Gという新たな技術が解明され、より優れた技術革新が起こり、時代は進化していくのだと予想できます。
ちなみにですが、日本では2020年に5Gの導入が見込まれていますが、「アメリカ」と「韓国」では「2019年の4月3日」に、もう既に1部の都市で5Gが実装されています。
なんでも、アメリカと韓国の大手企業が、どうしても「世界初の5G」、「世界初ですよ!」と言いたい拘りを強く持ち、熾烈な争いを重ね、色々と無理をしながら、先行導入したそうだ。
当然、無理をしているので、5Gの全ての技術が使われている訳ではなく、「一部のエリアで、一部のレベル」までしか使えていないという状況です。
今後、徐々にエリアを広げ、パーフェクトな5Gの形に近づけていく予定です。
しかし、我ら日本は全く焦る必要はありません。
なぜなら、今までの技術革新は、
- 「もっと音質を上げたい」
- 「もっと動画が見れるようになりたい」
などの問題解決を目的とした、1on1の形で立ちふさがる壁をぶち破るフェーズでした。
しかし、4Gになった今、通信に関しては殆どの人は満足していないだろうか。
実は、4G回線は通信の問題に関してはほぼ解決しきっている為、問題解決というフェーズではなく、5Gでは新たな技術を先に得て、それをどう扱い、どういう便利な物を形にするか、こういった新たな企画を考えるフェーズへ突入しています。
5Gという技術は開発したが、この5Gという新たなパワーを使い、何を作ろう、どういったサービスを提しよう、というのはこれからなのだ。
5G回線の技術を利用したい資本のある企業、利用するにあたって画期的な企画、提案、プラットフォーム、アイデアを出せる人が続々と出てこないといけないのである。
それでは5Gで何ができるか「現段階」で想定されていることをこちらの記事でご紹介します。