引越しの業者は基本的に値切れる件について
環境が変わることが多い3月〜4月は引越し屋の繁忙期である。
そんな引っ越しに纏わる料金についてのお話です。
引っ越し屋の金額は基本高めの設定
基本的に引越しの業者は、繁忙期になると客を取り合いつつも、相場を釣り上げそれでも釣れるお客さんを囲い、釣れないお客さんは他へ譲り、切り捨てます。
なぜなら忙しすぎて手が回らないから、安い金額で仕事を取るメリットが無いからです。
私の引っ越しやの値切り体験談
なので、繁忙期の値切りは値切ったところで結局高いので絶望的に感じますが、それでも少しでも安くなる可能性はあるということです。
基本的にトラックに隙間があれば、引っ越し屋の従業員は荷台のキャパが無くなるまでガンガン客を取り、荷物を乗せようとします。
実は当時4ヶ月以内の短いスパンで、2回引越しをする機会があったのですが、その引越しの日のトラックに容量があるのか、キャパがあるのか無いのかで、結構金額が変わってくる様子でした。
私がお見積もりの電話を6社ぐらいにした結果、「他は○万円で受けてくれるんですけどー。」というと、最初に提示していた金額より、ほとんどの場合下げてくれます。
というか最初からそこまでの金額は下げてもOKの値段設定で、もともと高めの値段に設定しているみたいです。
あわよくば相場より高い金額で契約できる魂胆が見え見えです。
まぁどこの商売でもそういう手法はやっていると思いますが、彼らは決まって必ずこの言葉を使います。
「こちらとしてもだいぶ頑張らせていただきました。○万円でどうでしょうか。」
という決まり文句です。
だいぶ頑張ったんだぜ?みたいな言い回しをしてくるの何スカ。
初めからその金額提示しとけよ!
危うく釣り上げられた金額で契約しちまうところだったじゃねぇか!って毎度思います。
繁忙期は確実に元々の金額より高めの金額を提示してくるので、一度値切ってみてほしい。
ただ本当どこもトラックがいっぱいみたいで、この時期の引っ越し客はいくらでもいるから安い金額で受けるな。
そんな安い金額を提示してくる客は切り捨てろ。
的な感じなので、安くても受けてくれるところを探すのがちょっと大変です…。
繁忙期じゃ無いときは、何処もガラガラなので数社に電話してみてください。
結構安くても何とか客を取ろうとしてきます。
スケジューリング的な条件を提示してきた場合の注意点
重要なのは荷物が届くスケジュールや引っ越す場所の条件で値段が大きく変わってきます。
そこで気をつけて欲しいのが、関西〜関東などの長距離移動の引っ越しの場合、一度荷物を途中で降ろし、再び別のトラックを経由して、効率を上げる分割作業を採用している場合があります。
そうすることで人件費等を抑え、金額を安くできるみたいですが、特にこういう条件は気をつけて欲しいです。
「最低5日後の○日〜○日の間には搬入します。」
みたいな曖昧なパターンです。
はっきりとした日付を提示しないやつです。
これ、「まぁ荷物さえ運んでくれれば問題無いからいいや」と思い、金額も安いので受けてしまいがちなのですが…。
結局荷物を受け取るには、こちらが鍵を開けれるよう立ち会わなくてはいけません。
そうなると、その日は他の予定を入れるのは難しくなります。
私はこの条件で受けてしまい今日荷物が届くのか、届かないのか、さっぱり分からず、連絡も来ないし超不安なパターンに遭遇してしまいました。
前日には電話をすると言っていたのに、当日になっても連絡が来ず、こちらからかける始末。
結局その時は本日来るということでしたので、予定をいれていなくてセーフでしたが、「そこら辺は曖昧だけどお安くするよ」というパターンには十分気をつけた方がいいですね。
ノートパソコンを持ち歩いていたとは言え、やはり大事な荷物が届かず何も無い部屋で一夜を過ごすというのは、逆に生活用品や、ホテル代がかかったりもします。
安心安全の速さを取るか、多少遅くてルーズでもいいから、引越し費用自体を安く抑えたいかはご自身の環境や状況次第で選んでみてください。